「おなかの中」時代からの友だち!そんな素敵なつながりも ~鮫島先生アドバイス【妊娠18週】

「おなかの中」時代からの友だち!そんな素敵なつながりも ~鮫島先生アドバイス【妊娠18週】

連載 2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

「たくさんの友だちをつくって、楽しい人生を生きて欲しい」そう願わない親はいないのではないでしょうか。ママどうしがいい関係の友だちであれば、子どもも仲間になれる! 妊娠中から、ママ友つくりを始めてみませんか?


子育ての仲間をつくりましょう。ネットだけのつながりではなくリアルな人と

私の産院には「リーブ法の母親学級」(*)という独自の母親学級があります。妊娠8~9カ月の妊婦さんとそのご主人を対象とした4回連続のクラスです。

中国の気功法を取り入れた呼吸法を学んでもらうことも目的のひとつですが、それ以上に、一人ひとりが主体性をもってお産に臨むこと、そして出産後の仲間作りをすることも目的にしています。ですから最初にメーリングリストをつくって連絡を取り合いやすい環境をつくりますし、母親学級が始まる前にいっしょにランチすることが課題の一つでもあるのです。

その母親学級のメンバーは、子どもが生まれてからもさまざまな活動をともにしています。ベビー用品のバザーをしたり、夏休みにいっしょにキャンプに行ったり、イベントを企画したり。先日もあるグループから「産後10周年を記念して、子どもたちに性教育の講演会をしてください」と頼まれました。子どもたちはもう小学4年生です。

「僕たち、生まれる前から仲間だったんだね」

講演会のあと、10年前の母親学級時の写真を子どもたちに見せたところ、子どもたちはもう大騒ぎでした。「ママだー!」「こっちは○○ちゃんのママだ」「おなかにいるのがボク?」。写真を見ているうちに、彼らはいろんなことに気づき始めたようでした。

住む地域も違うし、保育園や幼稚園も違うし、親戚でもないのに、どうしてぼくらは小さい頃から仲良しだったんだろう。そうか、それは生まれる前から仲間だったからなんだ…と。彼らは10年という時間の重さも実感したはずです。みんないい顔をしていました。

ママ友は、子どもが生まれてから作ればいいのかもしれません。けれど、妊娠中に仲間をつくり、「同じ時期に同じような迷いや悩みを抱えている仲間がいるっていいな」と知っておくことも素晴らしいことだと思います。母親学級がその一助になることもあることも、知っておいてください。


監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

この連載について

2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

安定期に入る妊娠中期&もうすぐお産の妊娠後期の週ごとのアドバイス。1つずつ読むごとに、そのときの赤ちゃんの様子、ママの生活上の注意点などが少しずつ理解できます。赤ちゃんの成長を実感して、自然とママになる心の準備も整うはず。35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイス!

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