薬、レントゲン、放射能への不安~鮫島先生アドバイス【妊娠11週】

薬、レントゲン、放射能への不安~鮫島先生アドバイス【妊娠11週】

連載 2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

薬、食べ物、放射能……。あいまいな不安にのみこまれないで

妊娠期間は、「不安」の種がせっせと発芽する期間なのかもしれません。妊娠した喜びもつかの間、過去、現在、未来のすべてに不安を感じ始める人は多いものです。とくにこの時期の相談で多いのは、妊娠前の薬、食べ物、放射能です。

「以前飲んだあの薬は、赤ちゃんに悪影響を与えないだろうか」
「この食べ物に体に良くない添加物が入っていないかしら」

そして東日本大震災以降は、放射能を心配する妊婦さんたちが増えてきました。妊娠に気づく前に撮影したレントゲンだけでなく、空気中や食品に含まれる放射能です。

気になることは書き出して質問を

不安の種が芽生えてきたと感じたら、自分が何に対してどうして不安を感じるのかをあきらかにしてみてください。
たとえば「市販薬を飲んだ」「レントゲンを撮影した」などの事実がある場合には、「妊娠何週目何日に、どんな薬を何錠飲んだ」などの具体的な事実を書きだして、産婦人科医に相談しましょう。
インターネットで調べる場合には、信頼のおける医療機関が発信している情報かどうか確認し、そうでない場合には読む必要がないと私は思います。
放射性物質についても、各自治体が農水産物に含まれる放射性セシウムの検査をこまめに行い、基準値を超えるものがあれば、その地域の生産物の出荷を取りやめるなどの対応をしています。いたずらに不安をあおる情報には、どうぞ振り回されないでください。


監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

この連載について

2人で読む【妊娠中期・後期】 安心マタニティ

安定期に入る妊娠中期&もうすぐお産の妊娠後期の週ごとのアドバイス。1つずつ読むごとに、そのときの赤ちゃんの様子、ママの生活上の注意点などが少しずつ理解できます。赤ちゃんの成長を実感して、自然とママになる心の準備も整うはず。35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイス!

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