「安産」ってどういうこと? 安産の基礎知識

コラム
公開日:2014/11/11
「安産」ってどういうこと? 安産の基礎知識

いよいよ間近に迫った「出産」。安産を目指して!っていうけれど、そもそも「安産」って何?どういうこと?助産師の浅井貴子さんに「安産の定義」を聞いてみました。先輩ママたちの「私はココが安産だったと思う」コメントも必読。

❝プレママが過ごしてきた経緯❞が安産につながります

短時間でスルッと生まれることが安産ではありません。赤ちゃんのペース、ママの骨盤や産道の形はさまざまなんです。トラブルなく早く生まれることもありますが、ゆっくり時間をかけて進むほうが母体にとっていい場合もあります。大事なのは、赤ちゃんのためにママが「どう過ごしてきたか」という過程。妊娠期を満足に過ごせたママは『納得できるお産』ができて『産後ウツも少ない』傾向にあります。妊娠後期からでも遅くありません。出産に向けてコンディションをととのえましょう!

先輩ママに聞きました。「私の安産ポイント」

●7時間で出産したH・Yママ、Hくん(8カ月)の場合●
急だった私の出産。でも、夫があわてずテキパキと行動してそばにいてくれたので、とても心強かったです。そのおかげで、タオルをにぎったり、セルライトをつぶしたりして(笑)痛みのがしに集中できました。あとは、助産師さんが「陣痛が苦しいのは赤ちゃんが出たいからよ」と、前向きになれる言葉をかけてくれたこともパワーに!

●16時間で出産したM・Hママ、Hくん(10カ月)の場合●
陣痛のピーク時、助産師さんが機転をきかせて作ってくれた簡易のテニスボールが、痛みのがしアイテムでとっても役立ちました。出産のときは、夫はもちろん、義母までもが手をギュッと握ってくれていたのが心強かったです。先輩ママの体験談も本当に参考になりました。事前にいろいろと聞いておいてよかったです。

●3時間半で出産したS・Mママ、Aくん(10カ月)の場合●
いちばんよかったのは産院側の対応です。助産師さんのつかず離れずの距離感が絶妙で(笑)。私はあれこれアドバイスされると考えすぎてしまう性格で、でもお願いしないかぎりひとりにしてくれたので、陣痛に耐えることに集中できました。私に向いている出産場所を選べたことが大きかったですね。

●27時間で出産したK・Eママ、Nくん(10カ月)の場合●
立ち会い出産にしり込みしていた夫が、最後までそばにいてくれたのが本当にうれしくて。痛すぎて嘔吐するほどの長~〜〜い陣痛に苦しんだけど、そのぶん、赤ちゃんが生まれたときの感動はものすごく大きかった!立ち会い出産は「二人で産んだ」ように思えるのでおすすめです!

まとめ

安産のポイントはママそれぞれ、おなかの赤ちゃんそれぞれ。お産は何か起こるかわかりません。でも、思いもよらないことがあっても慌てない、理想のお産じゃなかったけど、私はがんばった!と思えたら、それは安産ということ。妊娠期を悔いのないように過ごしたいですね。

お話/ 助産師・マタニティアロマセラピスト
浅井貴子さん
大学病院、未熟児センター勤務後、フリーの助産師として、母親学級や育児相談、新生児訪問活動を行う。「プレママ★アロマ教室」のほか、マタニティビクス講師、ベビーマッサージ教室なども主宰。
出典:Pre-mo(プレモ)2014年冬号『今からできるかけこみ安産15のコツ』
※情報は掲載時のものです。

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