妊娠中、食べてはいけないもの・注意したいもの

コラム
公開日:2014/09/07
妊娠中、食べてはいけないもの・注意したいもの

おなかに赤ちゃんがいると、「これって食べてもいいのかな?」と気になることが増えますよね。これはダメ、あれもダメ…と、気にしすぎるのもストレスになってしまってよくありませんが、妊娠中には注意したいポイントも確かにあります。「知っておけば安心」のポイントをおさらいしてみましょう。

「絶対にNG」ではないけれど……

妊娠しているからといって、「絶対に食べてはいけない」ものはありません。ただ、妊娠中は免疫力が落ちると言われ、ウイルスや細菌などに感染しやすい時期。母体が感染すると、おなかの赤ちゃんに影響する場合もあるので、食べ方には十分に注意が必要です。

■特になまものや非加熱の加工品は、細菌や寄生虫の心配があるので、妊娠中はできるだけ控えて。特に生肉は絶対にやめましょう。

■ビタミンAや水銀の過剰摂取が心配な食材については、とっても心配のない量が定められているので、その数値を知っておいて。

いちばん大切なのは、いろいろな種類のものを交互に食べること。特定の食品に、過敏になりすぎるのも考えものです。たとえば、とりすぎ注意な「レバー」も、適量なら鉄分や葉酸を補えます。妊娠期は食事を見直す絶好のチャンス。今見直せば、出産後も子どもの食生活によい影響を与えられるので、食卓をこの機会に再点検してみましょう。

絶対にNGなのはアルコール!

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アルコールは胎盤を通して胎児に直接届いてしまうので、絶対に避けたいもの。ノンアルコールビールはOKですが、ビールに合うおつまみを食べすぎてしまうと、塩分・脂肪分がオーバーしがちなので気をつけて。

刺激物は適量ならよいけれど・・・

刺激物や嗜好品は、妊娠中だからといって禁止ではありません。ただし、食材によっては、糖分や塩分、脂肪のとりすぎが心配です。

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辛い料理:香辛料たっぷりの料理は食欲増進になりますが、キムチなどは塩分に注意。カレーは脂肪が多く、高カロリーです。

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コーラ:カフェイン量は心配するほど多くはありません。ただし、350ml缶に角砂糖10個分の糖分が! 妊娠中は控えめにするのが無難。

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コーヒー:妊娠中にカフェインのとりすぎはよくありません。1日にコーヒーなら1杯、紅茶なら2~3杯、緑茶は3杯までにしましょう。

妊娠中に食べるものは、自分だけではなく、おなかの赤ちゃんにも影響するもの。栄養バランスよく、おいしく食べて、母子いっしょに健やかに過ごしてくださいね。

お話/愛育病院 栄養科科長
山本妙子先生

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