会陰切開の傷が痛いときどうする?

コラム 公開日:2014/08/31
会陰切開の傷が痛いときどうする?

会陰切開になった、または自然に裂けてしまったとき、産後はどう過ごすのが正解? 回復を早める正しい過ごし方をお教えします!

きちんとケアで会陰切開の回復度アップ!

会陰切開後の基礎知識

痛みは? 

切った場合は残念ながら痛いですが、よほどざっくり切った場合でなければ、退院するころにはだいぶ落ち着き、1カ月検診のころには痛みがほぼなくなっているでしょう。 

傷あとはどうなる?

 傷の治りはその人の体質によって違います。産後の検診や二人目出産の方を見ていると、1本の線のようになっているぐらいでしょうか。わからない人もいるぐらいです。

会陰切開の傷を早く治すには

安静に過ごす

 会陰切開後は入院中がいちばん痛いので、なるべく横になり、アクティブに動かないこと。傷を縫合した糸で痛みを感じる場合は、溶けない糸を使用している場合でも、退院するときに抜糸してもらうとラクになります。

1

食事をしっかりとる

 傷の治りを遅らせるもののひとつに、「低タンパク」があります。産後は大豆製品や魚など、良質なタンパク質をたっぷりとるとよいでしょう。ビタミン類も皮膚を回復させ、強くする効果が。

2

清潔を保つ

 産後はシャワーで清潔に。会陰切開の傷で細菌などに感染することはまれですが、万が一、感染すると傷がはがれて皮膚がくっつかなくなります。1カ月検診までSEXしないというのも、感染予防のため。

3

なるべく刺激しない

切った場所によって、すわったときに傷を圧迫し、痛みを感じることが。傷はなるべくそっとしておくのがいいので、円座クッションなどで直接刺激しない工夫を。

4

痛いときは薬を飲む

 痛みを我まんして眠れないほうが、傷の回復にはよくありません。母乳でも飲める薬があるので、痛みがあるときは遠慮無く、ドクターや助産師さんに伝えて。

5

まとめ:会陰切開後のケアは、切り傷や擦り傷のケアと基本的には同じ

会陰切開の傷の治りをよくするためには、体を休ませること、しっかり栄養をとることなどが大事。手や足の切り傷、擦り傷ケアと同じように考えてよいでしょう。多くの場合、産後1週間ほどで傷がふさがり、1カ月以内には痛みもほぼなくなります。あまりに痛いときはがまんせず、ドクターに相談してくださいね。

お話/成城木下病院 
木下智恵先生
横浜市立大学医学部卒業。順天堂大学医学部産婦人科を経て現職。私生活では3人のお子さんをもつお母さん。妊娠・出産の豊富な知識と経験をもとに、心強いアドバイスをくれます。
出典:「Pre-mo(プレモ)」2014年秋号「会陰切開はこわくないし、痛くない!」
イラスト/とげとげ。 取材・文/石橋紘子
※情報は掲載時のものです

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